投稿日:2025年1月10日
最終更新日:2025年1月30日
正月雄松雌松

日本の美しい文化を絶やさない為に

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WRITER 北田 莉枝
代表
花一莉のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。 代表の北田です。 少しだけ、 私が花の勉強をしようと決めたときの話をさせてください。 私が花の勉強をしようと決めたきっかけには、導かれるような出来事と、 体験レッスンの中で出会った先生の存在がありました。 「自分もしっかり花の勉強をして、いつかは、あの先生のように花を伝えられる人になりたい」 ぼんやりとですが、そんな想いを抱いたことが、私の原点だったように思います。 そして、本格的に花の勉強、資格取得に向けた学びをスタートしたとき、「さぁ、頑張ろう」という気持ちと同時に、私の中には、はっきりとした覚悟というより、 「こう在りたいな」という夢や理想がありました。 それは、花や植物と会話をし、その花や植物が一番輝く場所へ連れていくこと。 そして、その花が一番輝く姿が伝わるように生けるということ。 今振り返るとそれは、花や植物の知識やテクニックといったものではなく、子どもの頃のように、まっすぐ花と向き合う感覚だったのだと思います。 その想いは、花の世界に足を踏み入れてからも変わることなく、今もはっきりと心に残っています。 そして、その気持ちは、今も変わっていません。 花の仕事を始めたばかりの頃は、お花教室の自営と、花屋での仕事を並行しながら、日々、花と向き合っていました。 勤め先での主な業務は、店舗やショールーム、イベント会場などの装花が中心で、仕事柄、私は自然と花の知識や技術、表現のテクニックを身につけることに夢中になっていきました。 より美しく見せるための工夫、印象に残る演出を考えること。 それが花の仕事なのだと感じていた時期もありました。 その一方で、自分が最初に抱いていた夢や理想とは違うことをしている、そんな違和感を抱きながら、仕事を続けていた時期でもありました。 けれど、経験を重ねる中で、次第に一つの想いが強くなっていきました。 それは、テクニックや過度な演出に頼らなくても、花や植物そのものが持つ美しさには、人の心を動かす力があるということです。 改めて原点に立ち返り、花と植物に真摯に向き合いたい。 必要以上に何かを足すのではなく、花や植物が本来持っている魅力を、丁寧に伝えていきたい。 そんな想いから、私はもう一度、花と向き合う姿勢を見つめ直しました。 そして、その流れの中で、思いがけぬ事から独立することになりました。 「花一莉」という名前には、二つの想いを込めています。 その一つとして、私の名前の一字である 「莉」 を入れさせていただきました。 そこに込めた、一番大切な想いは、私自身が初心を忘れないこと。 花や植物と、私自身が一体となって向き合っていくことです。 そんな想いを、この「花一莉」という名前に重ねています。 その中でたどり着いた考え方が、「衣食住花(い・しょく・じゅう・か)」 です。 衣・食・住と同じように、花もまた、人の暮らしや空間にとって欠かせない存在なのではないか。 花や植物がそばにあることで、空間の空気がやわらぎ、人の心が自然と整っていく。 それは理屈ではなく“当たり前の感覚”に近いものなのかもしれません。 花を特別なものとして飾るのではなく、日常の中にそっと在るものとして、人の暮らしや空間に寄り添っていきたい。 花や植物には、人の心をそっと整え、空間の空気をやわらかくする力があります。 花一莉は、花や植物を通して、命の大切さと心の豊かさを伝え、人が自然とほっとできる空間をつくることを大切にしています。 一つひとつのご縁に丁寧に向き合い、花と誠実に向き合いながら、その場にとって一番ふさわしい花の在り方を、これからも探し続けていきたいと思っています。 どうぞ、花一莉をよろしくお願いいたします 代表 北田莉枝
日本の美しい文化を絶やさない為に

日本の美しい文化を絶やさない為に

こんにちは!花一莉代表 北田莉枝です。

あけましておめでとうございます!
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

去年はアトリエのオープンや毎月イベントをしてみたり新しいことに挑戦し忙しくも楽しく過ごせた1年かなと思います。

今年のお正月に思ったこと、あまりにわからない人が多すぎる!という事が言いたいんです。

私も含めて今回のお正月も松を扱っていて松には雄松と雌松があるんですけど年末に市場に松をとりにいって職人さんと話した時あまり見かけない松があったので聞いてみたら「昔は雌松はあかんかったけど最近は雌松も使うねん」と言っていました。

お正月は雄松を使うのが一般的だったんです。なぜなら雄松の方が力強いから。

でも最近は松ならなんでもよくて意味をわからないまま使ったり雄松と雌松の違いもわからないそんな人が増えました。

花屋さんとして松を売るのであれば雄と雌の区別は必要だしお客様に説明する知識をもっておかないといけないと思うのです。

すごくもどかしい。

私も決して知識が豊富じゃないけどほんとにもどかしいです。

薄っぺらい知識だけが世の中に流れて行って世間を渡り歩いている感じがします。

その職についてお客様にお金を頂くということはプロなんですよね。

そしたら豆知識くらいはちゃんと持ってほしい。

自分で勉強するなりしてお客様が間違わない商品知識はもった方が良い。

私自身にも言えることだけどこれだけは確か。

偽物が多すぎる。

その偽物を見極める目を持たないお客さんも多いです。

偽物が本物のような顔をして世に広まっているのがもどかしい。

余計に自分の襟を正して農家さんや職人さんに教えていただき知識をいれてお客様へ商品とプラスして豆知識を提供できればと思っています。

私自身今年はもっと本物になりたいしもっと色んな知識をいれて自分のお客様に商品選びとともにアドバイスできればと思います。

なので皆様にはどうか肩書などに惑わされず教わる人を見極めてほしいと思います。

そして自分と関わる人にちゃんとした知識をおすそ分けできるように私も身に付けていきたいと思います。

豆知識

松には雄松と雌松があってお正月の時は雄松を使います。

葉が硬く枝振りも太くて逞しい事から男性的であるという解釈がされて、雄松という名が付けられたとされています。

力強いから門松に使います。